2021-02-17 第204回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第2号
近年の気候変動の影響によりまして海水温の上昇が見られる中、私の地元三陸海岸でも、サンマやアキサケの漁獲量が大きく減っております。気候変動問題は、水産資源を持続的に利用するに当たり大きく影響を及ぼす課題と考えます。先週の本調査会においても、極域をめぐる我が国の取組、北極海の氷が解けることで資源が活用できるなどの議論がありました。
近年の気候変動の影響によりまして海水温の上昇が見られる中、私の地元三陸海岸でも、サンマやアキサケの漁獲量が大きく減っております。気候変動問題は、水産資源を持続的に利用するに当たり大きく影響を及ぼす課題と考えます。先週の本調査会においても、極域をめぐる我が国の取組、北極海の氷が解けることで資源が活用できるなどの議論がありました。
私の選挙区でも大樹町とか浦幌町というところでそういったお祭りがありまして、アキサケのつかみ取りなんというのがすごい目玉で、大きなプールにアキサケを泳がせて、子供たちが腕と足をまくって歓声を上げながらつかむというのが風物詩だったんですけれども、ことしは残念ながらこれがないと。
アキサケも、価格が高騰しているということで、密漁がとまらない。それから、ケガニ、これは、国内の密漁ばかりか、オホーツク等では外国漁船による密漁も行われているという実態があるということで、極めて深刻な状況でございます。 そのために、これはしっかり今後求めていかなきゃいけないと思っていますが、一つは、密漁防止のための、特に夜間が多いですから、夜間の潜水の禁止。
○石川(香)委員 生産面と流通面でしっかり規制をしていくということでしたけれども、北海道を代表する魚の一種でありますアキサケも、遡上する時期に、親のサケであったり、ふ化場や捕獲場で卵を抜くといった悪質な事例も過去にありましたが、このアキサケもここ数年不漁にあえいでいます。
アキサケも四十年ぶりの不漁でした。そして、今年は新型コロナウイルスの影響で外食需要が大きく減少しています。需要減、価格も下がっています。そんな中で、どのようにして適格かどうかの判断をするんでしょうか。これも施行期日を遅らせるべきだと思いますが、いかがでしょうか。
私の地元のアキサケについても不漁で、多くの漁業者の経営に影響が出ているところであります。 水産改革を今進めていただいていますけれども、その趣旨を漁業者の皆様方に御理解いただいて、納得していただいて、そして適正な資源管理を進めていくことが必要になってくると思います。その前提は、やはり漁業者の皆様方の所得がしっかり向上して、そして経営が安定していくことだと思います。
地域別で見ても、根室市、管内の四町共に売上げ・収益DIが悪化、後退というふうになっていて、七月から九月の水産業は、これ二十九年ですからね、水産業は、主要魚種であるサンマやアキサケの記録的な不漁により稼働は低調、原料不足からコスト負担も増加をし、売上げ・収益の景況感というのは低調だというふうに書いてあるんです。
そして、先ほど濱村政務官から御紹介いたしました検討会がちょうどあすからスタートするわけでございますが、その中で、機構の行うふ化放流事業の目的の一つである遺伝的な違いの維持を確保しながら、一方で、近年のアキサケの回帰率向上に資する研究開発を含めて、この研究開発を効果的、効率的に実施するための組織体制の導入等によりまして水産業の成長産業化に寄与するという視点に立って、今後あり方の議論を進めていくこととしているところでございます
○濱村大臣政務官 委員御指摘のとおり、平成三十年の北海道のアキサケの漁獲量は約六万四千トンでございまして、これは、過去三十年間で最低でございました平成二十九年の約五万四千トンの約二割増しとはなっておりますが、過去十年の平均漁獲量と比べると約四割減っている状況でございます。
次の質問は、北海道のアキサケ不漁の認識についてということで質問させていただきます。 昨年十二月の十三日に、北海道定置漁業協会、ここが主催の定置漁業振興会議が開催をされました。ここには、道立総合研究機構さけます・内水面水産試験場も同席をいたしまして、その際に、アキサケの状況についての報告があったところでございます。
○政府参考人(長谷成人君) サーモンについては、従来のアキサケなどの用途と全然違う世界で消費されております。そういう中で、ノルウェーであったりチリからの輸入に日本のマーケットが席巻されておりますので、サーモン養殖関係の協議会も立ち上げていただいたところなんですけど、国産のサーモン養殖というのを、伸びる余地があると思っておりますし、伸ばしていきたいというふうに考えているところです。
先生御指摘のとおり、本年十月三十一日現在における全国のアキサケの漁獲量は五・五万トンと、対前年同期比の約七割となっております。一方、不漁の度合いは地域ごとの差がかなり大きいわけでありますけれども、全体としての不漁に伴う魚価高によりまして、全国としての漁獲金額は約五百六十二億円と、対前年同期比の約一割増となっております。
次のページをお開きいただきますと、このようなアキサケ、ホタテが世界の水揚げの中でどのような位置づけにあるかということをちょっとお示ししたいと思っております。 上の方はサケでありますが、世界の鮭鱒関係の水揚げであります。上の円グラフの左側が天然でありますし、右側は養殖であります。
アキサケも、昭和五十年当時というのは三万トンぐらいの水揚げ、今ちょっと不調ですが、一時二十万トンまで揚がったときがありますね。そのとき、我々、生産者と一体となって、やはり需給調整という形でもって輸出に取り組んだというのも大きくあります。 特に、平成十四年、十五年ですね。
つまり、稚魚をつくってそれをまた放流する、それの繰り返しで資源というものが永続的に利用できる、こういう仕組みになっているわけでありますが、震災によりまして、このアキサケの回帰に大きく影響をいたしました。減少したわけであります。
岩手県の水産資源の中心はアキサケですが、アキサケは、震災以降急激に漁獲尾数が減少しているとともに、魚体の小型化が問題となっております。施設が復旧しても、アキサケ資源の減少に伴い、原材料の高騰などが経営を圧迫しております。 このような状況を打開するためには、従来のふ化事業を見直し、さらに研究を進めていく必要があります。
現在、中国を経由してアキサケ製品もEUに行っております。北海道も、日本もそうでありますけれども、EUへの直接輸出に必要なEU向けHACCP認定加工施設を今後急速に整備する必要があるのではないか、このように思うわけであります。 一方、アメリカ向けのHACCP認定工場の施設数は、全国に七十八施設あります。
とりわけ、北海道のアキサケというのは中国を経由してEUに輸出されていたわけなんですが、なぜ中国を経由するかというと、経費の問題もありますけれども、日本ではこのEU・HACCPを取得した加工場が少ないという現状がある。それに対して中国はEU・HACCPを取った加工場がたくさんあると。
次に、水産物の輸出の問題ですけれども、これから秋から冬にかけてアキサケそれからスケトウダラ漁が本格化をしてまいります。このアキサケ、スケトウダラというのは非常に大量に漁獲をされる魚種でございますが、こうした魚種の多くは実は中国や韓国に向けて輸出をされております。 ところが、この中国、韓国というのは、今回の原発災害において日本の水産物に対して非常に厳しい輸入規制を取っているところでございます。
アキサケ漁とかあるいはサンマ漁は十月に盛漁期を迎える、こういうことでございますので、このような漁業やあるいは養殖業の生産適期というふうなものを十分意識しながら今後の復旧に対応していかなきゃならない、このように考えておるところでございます。
今、現地では、せめて十月のアキサケ、この定置網漁の再開の時期を逃さないようにと全力を挙げておられます。アキサケといえば九月下旬から十月にかけて準備するというように、水産資源には年間を通じて生産の適期、いわばしゅんがあると言われております。農水大臣御自身もこの生産適期、よく御存じだと思うんですが、このことについて、一言御発言いただけますか。
アキサケは北海道に次ぐ第二位の生産量を維持するなど、全国的にも高い評価を得ていたところでございます。 大震災前の岩手県における水産関連の生産額は、平成二十年度実績では、漁業生産額、水産加工品出荷額を合わせますと千二百四十三億円であり、これが一瞬のうちに壊滅したことから、水産業界のみならず、沿岸地域が受けたダメージははかり知れないものがございます。
このアキサケは定置漁業でとるんですけれども、海底にすごい瓦れきがあるわけです。これの撤去が、おかが終わりましたから、次は海の中の掃除をしなけりゃなりません。網を設置するわけでございますけれども、秋の漁までに作業を終了しなければ設置できませんので、これが大きなこれからの課題でございます。
八戸港ですとこれから生イカ、それからサバ、そしてまた北海道のサンマ、そして秋になるとアキサケ、こういうふうなものがどんどん水揚げがなされると思います。船は少なくなっていますけれども、水揚げは従来どおりにされるでしょう。 ただ、受け入れる側の施設が非常に被災を受けている。そういうふうな中で、どういうふうに水産物の価格を安定させながら復興につなげるかというふうなことが非常に大事だなと。
十一月にはアキサケが来ます。そして二月には、恐らくワカメの養殖等の収穫が始まります。もう海は待ってくれない。どんどんどんどん海の仕事は出てきます。 ところが、残念ながら、とった魚を鮮度保持するための氷、冷蔵庫、こういうものがない。これを何とか緊急に間に合わせたい、補修したい、何とか手直しすれば氷がつくれるかもしれない、今現地でこういう声がたくさん上がっております。
定置網をしっかり張れば、秋にはアキサケの漁獲もこれから予想されます。えさイワシが手に入れば、六月、七月には、カツオが漁場形成され、漁ができることになります。海は死んでいないんです。海がしっかりしているから、この方々には希望があります。ぜひ、その希望を実現できるためにも、農林水産省にはしっかり頑張っていただきたい、そう思っております。 もう一点、酪農の問題です。
○紙智子君 ちょっと時間がなくなったので、最後一つだけお聞きしておきたいんですけれども、さけ・ます資源管理センターに関連した、三陸、岩手のアキサケの不漁の原因の調査と、これに対する国としての取組というか、支援といいますか、これについて通告してあるんですけれども、一言お願いします。
こういった施設につきましては、現在社団法人の北海道さけ・ます増殖事業協会、こういったところが、事業主体が復旧工事を行っておりまして、大体アキサケの遡上の時期に伴って必要となる施設はすべてサケの遡上してくる前に、事業が始まる前に復旧することができるというふうに聞いております。